電話占いと妥協
電話占いで学んだ事は、人間は完璧な決断などはする事が出来ないと言うことです。
例えば、洋服が欲しくて購入する時などは、なるべく自分の趣味にあったものを購入すると思いますが、100%満足する買い物などはないはずです。
ですから、心の何処かでは妥協線があり、妥協できるところはすると思います。
さらに、洋服などならば、多少気になるところがあっても勢いで購入してしまう事もありますが、結婚相手などはなるべく妥協したくないところだと思います。
女性の中には、何故か早い時期に結婚しなければ負け組だと考える人などが存在していて、妥協して結婚相手を決めてしまい、後悔してしまう人もいるのです。
この間、電話占いを利用した相談者は、結婚式直前になって、相手が嫌になってしまい結婚を取りやめた方が良いのかと迷っていました。
電話占いの結果は、そのまま結婚した方が良いというものでしたので、迷いを絶ち切って結婚しようと決断したようですが、もしも、結果が逆だったらどうしていたのでしょうか。
個人的には、相手にも失礼に当たるので、妥協する位ならば結婚しない方がましだと思ってしまいます。
電話占い師と嫌悪感
電話占い師といっても血の通った人間ですから、感情はありますし腹がたつこともあります。
しかし、それらを客に伝えるわけにもいきませんので、接客中は電話占い師に徹するのです。
ですが、どうしてもそれが出来ない程に嫌悪感を抱いてしまう事もあります。
まだ私が電話占い師としての経験が浅かった時の話しでありますが、ある相談者から不倫についての相談を受けました。
厳密には不倫自体の相談ではなく、不倫によって出来た子供と、相談者の親についての事であります。
実は、電話占いの相談の中には、不倫についての相談は少なくありません。
基本的には、どの相談者も許されない事をしでかしてしまった自責の念にかられています。
しかしその相談者は、全く悪びれた様子などはなかったのです。
それどころか、不倫して子供を妊娠した事により、自分自身が悲劇のヒロインであるかのような態度でした。
その時点で、私は嫌悪感でいっぱいでしたが、なんとか平静を装い話しを聞いていました。
ですが、ある相談者の一言によって思わず叱咤してしまったのです。
それは、相談者が親から、「不倫をして妊娠する奴などとは縁を切る」と言われたそうですが、その事に対して、「私は女手ひとつで子供を育てるという高尚な覚悟をしたのに、年寄りはそれがわかってない」と口にしたのです。
その時は、あまりにも腹が立ちすぎていたので、何を口走ったかは覚えておりません。
結局その事は問題にはなりませんでしたが、自分から責任をとるつもりで、その電話会社を退職したのです。